南アルプス 百名山 光岳 標高:2591m | |||
2019年6月 13,日~14日 記録=志津 | |||
|
|||
6月7日東海地方は梅雨入りとなり、寒気が下がっている為、雨の多い天気となり梅雨入りとなった、その後も不安定な天気が続き、13日は晴れの予報で14日は天気は下り坂のとなる この好天を選んで光岳へ登る事にした、飯田市の遠山郷からは昨年の大雨の影響で林道赤石線は道路が崩壊して通行止めとなっていた、崩壊した場所には高巻きの歩道が設置され 歩行者のみ通行可能となった、自動車は全面通行止めである。 芝沢ゲートまでは大雨で洗われ落石や土砂崩れで道幅も狭くなったり、凸凹が大きくなっており、車高の高い車でないと腹を擦りそうだ、北又渡からは非常に道が悪くなるので手前の 駐車場に止めている車も多い、芝沢ゲートには5台程の車が止めてあった、ゲートを過ぎて少し進むと林道が崩壊して遠山川の中に崩れ落ちている、急な斜面に高巻きの歩道が設けて ある、2ケ所程大きなな崩壊箇所がある、それ以降も林道には落石が道も塞いでいる場所が多くある、1時間半程歩いて易老渡の登山口に到着した、橋を渡ると尾根に向かって 側壁のザラケタ急な登りをジグザグに登る、登り切ると尾根に出ると少し傾斜が緩くなる、樹林帯の登りが続き、やっと面平に着く、ここは大きな樹木が茂る薄暗い林の中だ。 尾根の樹林帯の登りが続く、所々林の切れ間から聖岳方面を望む事が出来る、途中で光岳小屋の管理人と出会い登山道の状況や小屋について確認する事が出来た。 樹林帯を登り易老岳の山頂に到着した、大きな角材の標識が立っているが文字が消えて何が書いてあるか分からない、茶臼岳の分岐の標識が着けてある、ここから一旦緩やかな下り となる、下り切った付近が三吉ガレで右側が大きく崩壊している、中央アルプス方面の山並みが望む事が出来る、樹林帯の登りが続き三吉平に到着する、平と言っても狭く広々した 場所ではない、ここを過ぎると雪渓が現れ、沢の中の道となる、昨年の大雨で流されかなり崩壊しておりゴロゴロした沢の中の岩の中を登る事になる、雪渓も所々あり、雪の中を 通ったり、雪渓の脇を通ったりしながら高度を上げる。 沢の登りが終わるとようやく静高平に着く、水が流れており、ここで水を補給する、今夜と明日朝の食事用の水を確保する、静高平を過ぎて少し登るとイザルケ岳分岐となり、明日の 天気が下り坂の予報なので山頂の展望を見にイザルケ岳へ登る、今日はガスであまり展望は望めなかった。 イザルケ岳を後にセンジケ原の木道を通る、もっと広い場所かと思っていたが以外にも狭かった、センジケ原の端に光岳小屋がある、もう1ケ所木道を通ると光岳小屋の直下となり 光岳小屋に入る、7月の営業期間外は小屋を無料で使用できる、シュラフ等は持参が必要、戸締りや火器には注意が必要だ。 明日は天気が下り坂の予報なので今日中に光岳を登る事にし、とりあえず荷物を置いて光岳を往復する。 日本百名山に深田久弥はこのように記している、”日本アルプスの南のターミナルと見なしていいだろう、二千五百米以上の山は、ここをもって終わりとする。甲斐駒ヶ岳 から鋭鋒を現しし始める、光岳をもってその俊英の気を収めるわけである。 光と書いてテカリと読ませるところに味がある、山頂西面の森林中に巨岩が露出していて、それが夕日にテカリと光るのが下界から認められるからだという。” |
|||
|
|||
参加者:志津、志津 | |||
山行行程 | |||
6月13日 芝沢ゲート 5:35 → 易老渡 7:00 → 小さなコル 8:00→ 面平 8:50 →平な広場 9:50 → 馬の背 11:00 → 2254m 11:20
→ 易老岳 11:50 → 三吉ガレ 12:40 → 三吉平 13:05 → 静高平 14:15 → イザルケ岳分岐 13:40 → イザルケ岳 14:40 → センジケ原 15:00 → 光岳小屋 15:05-15:40 → 光岳 16:00 → 光石 16:10-16:20 →光岳 16:30 → 光岳小屋 16:50 |
|||
6月14日 光岳小屋 4:00 → イザルケ岳分岐 4:10 → イザルケ岳 4:15-4:40 → イザルケ岳分岐 4:55 → 静高平 5:05
→ 三吉平 5:50 → 三吉ガレ 6:20 → 易老岳 7:00→ 2254m 7:40 → 馬の背 8:00 → 広場 8:40 → 面平 9:05 → 小さいコル 9:35 → 易老渡 10:10 → 芝沢ゲート 1125 |
|||
|
|||
光岳周辺 地図 | |||
光岳周辺(グーグルアースより抜粋) | |||
2019年6月13日の天気図 梅雨の晴れ間 移動性高気圧に覆われ晴れ |
|||
6月13日 芝沢ゲート→易老渡→易老岳→光岳小屋→光岳→光石→ 光岳小屋 (星印の写真はカーソルをもっていくと変わります) |
|||
飯田インターを出て飯田市街を通り、矢筈トンネルを通って国道152号線を上村方面へ走る、右側の南アルプス光岳方面への赤石林道のループへ右折して屋根の付いたループに入る 急カーブで国道の上を通って下栗の里方面へ細くてカーブの多い道を走る。 国道152号線上島トンネル手前に南アルプス登山口の看板が有る、途中発電所までは舗装されているが側壁からの落石に注意が必要、発電所を過ぎると未舗装道路となり、雨で道が 洗われ大きな石が出ており、車高の低い車は腹を擦る恐れがある、又側壁の落石除けのネットが道路側へ飛び出している所もあり通行には十分注意が必要。 芝沢ゲートの駐車場は広い50台以上の車が止める事が出来る。 芝沢ゲートに車を止めて歩き始める。 |
|||
遠山郷 赤石林道を走り柴沢ゲートに車を止める ★ | 芝沢ゲート以降は全面通行止め、林道の路肩が崩壊で車は通行止め歩行者のみ高巻き道を取り通行可能 | ||
以前は芝沢ゲートより奥へはタクシー等は入る事が出来たが昨年の大雨で道路が崩壊して全面通行止めとなっている、歩行者は高巻きの迂回路を通って通行する事が 出来る。 ゲートを過ぎて少し歩くと林道の中央にトラ柵が置いてあり、その先が崩壊地で通る事が出来ない、ここから右側へ高巻きの迂回路に入る。 トラロープが張られ急な場所は階段状に道が整備してあるが崩れ易く滑りやすい土壌なので注意して歩行する必要がある。 |
|||
ゲートの手前には数台の車が止めてある | ゲートを過ぎて少し進むと路肩崩壊で林道は通行止め高巻きの迂回路に入る ★ | ||
トラロープに沿って歩道を登る最初は緩い登りであるが、途中尾根を越える所はかなり急になる、滑落しないように注意が必要 下の赤石林道を見下ろすと護岸のコンクリート壁が水で洗われ遠山川へ倒れている、道路の中央には大きな穴が2ケ所空いている、これだけ大きな崩壊では 復旧工事は行われるのだろうか? 当面はここを通る事は出来ないと思わる。 |
|||
右側の山の中に貼られたトラロープに沿って進む | 高巻き道から赤石林道の崩壊地を見る、何ケ所も路肩のコンクリートが崩壊して道路に穴が 空いている ★ |
||
道路陥没により通れない場所を迂回する所は2ケ所ある、トラロープは途中でも道路に降りられるようになっているが、最終までトラロープの迂回路を通らないと 途中で行き詰ってしまうので注意が必要だ。 一度道路に降りてもう一度迂回路に入る必要がある、最終林道に降りて振り返ると完全に道路が崩壊して道路の端も通る事が出来ない状況だ。 今年もまた大雨が降った場合は再び芝沢ゲート以降も歩行者も通行止めになる恐れがある。 |
|||
急な崖に設けられた高巻き道を進む | 赤石林道の崩壊地を振り返る | ||
落石が道路に散乱しておりそれを避けながら進む、橋を渡り対岸に渡ると砂利道には雑草が生い茂り車が通った跡も見られない状態となっている そこから暫く歩くと易老渡に到着する、聖岳はまだ先でこの道を便ケ島までさらに歩く必要がある、光岳は遠山川に掛かった橋を渡って光岳登山道に 入る。 登山届ポストは易老渡の駐車場に有り光岳登山口のここには設置してない。 |
|||
所々落石が林道に散乱している道を易老渡へ向かう | 光岳登山口 易老渡 登山届ポストは少し上の駐車場にある | ||
橋を渡ると登山道となり平らな林の中を尾根に向かって進む、少し歩くと直ぐ尾根の山腹をトラバースするように登る、小さい崩れ易い砂利の山腹を進む、今にも崩れるような 道で下まで砂利が堆積しており、足を滑らせて滑落しないように注意が必要だ、雨が降った時など狭い幅の道は崩れるので滑らないように歩く。 所々トラロープが張ってあるので滑落しないように歩く、暫くこのような登山道が続く。 |
|||
易老渡の端を渡り林の中を進む | 直ぐに山腹をジグザグに登る急登が始まる | ||
この崩れやすい砂利ミTいが終わると比較的安定した道となり、尾根に向かって進む、尾根に出ると少し傾斜も緩くなり、歩きやすくなる。 相変わらず樹林帯の歩きで展望は望めない。 |
|||
易老渡⇔面平 4/10迄登った | 尾根に出て少し傾斜が緩くなった | ||
樹林帯で薄暗いのでギンリョウソウの群落があり、真っ白で透き通った花が咲いている、マムシ草も所々咲いている、大きな木が茂る斜面で常に日陰になっているので 咲いている花も少ない。 |
|||
花も少し見られるようになった ギンリョウソウ(別名:ユウレイソウ) ★ | マムシ草 ★ | ||
まだまだ樹林帯の登りが続く、うっそうと茂ったナラ等の落葉樹が多い、傾斜も緩くなった尾根を進む、面平が近づいた 巨木が多くなり倒木には苔が生えて腐り土に帰る巨木も多い。 |
|||
樹林帯の登りが続く | 面平に近づいた | ||
少し窪んで平になった所が面平、周囲はサワラの巨木で覆われている、大きな木も倒れ苔蒸して次第に土に帰っている、ここで小休止とする 易老渡の登山口を出発してからまだ休憩をしていない、ヨーロッパ方式であまり休憩をしないで登るように心がけている。 行動食を口に入れ、水を補給する、長い行程はシャリバテしないように行動中もポケットに食料を入れている。 |
|||
面平 | 面平にて休憩 ★ | ||
ここ面平は易老渡まで1時間30分、易老岳までは3時間15分 登山口から尾根に出るまでの急な斜面のトラバースがきつかった この付近はサワラ等の巨木が多い幹回り一抱え以上の木が林立している。 |
|||
面平 易老岳まで3時間15分 | 巨木が生い茂る面平 | ||
易老岳から派生した尾根に沿って登る、傾斜も比較的緩く安定した登山道が続く、所々木の隙間から南アルプスの聖岳方面が展望できる。 登っても登っても展望の利かない尾根歩きが続く |
|||
聖岳が林越しに見える ★ | 尾根に出て少し傾斜も緩くなった | ||
易老渡から一定区間事に標識が立てられている、易老渡から面平までは10/10 枚ある、面平から易老岳までは30/30あり現在18/30で面平から18区間登っていて 後12区間で面平からはまだ半分登っていない事になる。 登山口付近ではギンリョウソウやマムシ草ぐらいしか咲いていなかったが高度を上げるに従い色々な花が咲いている、白い花のオソバ草が咲いていた。 |
|||
面平⇔易老渡 18番目 | 白い花のオソバ草 ★ | ||
かなり高度を上げて面平と易老岳の中間部まで登って来た、登山道はナラ等の落ち葉が積もって足の裏にも優しい登山道だ所々大きな倒木が登山道を塞いで いるので切断して放置してある、その丸太の上で一休み。 |
|||
大きなナラの木の林 | 登山道脇の丸太の上で休憩 | ||
花の種類も多くなってきてこの付近はイワカガミが群生している、少し花の色が濃い赤の花を咲かせている、この付近の尾根からも木の間から聖岳や大沢岳が 望める、木で額縁の中の山のようである。 |
|||
イワカガミが咲いている 花の色が濃い ★ | 聖岳方面の展望 | ||
だんだん高度も上げたので林の中でも明るくなってきた、この付近にはコミヤマカタバミの白い花が咲いている、白い筒型の花だが太陽の光が当たると 花びらが開いている |
|||
コミヤマカタバミ | 樹林帯も少し明るくなってきた | ||
傾斜が緩くなり平な所に標高2254mの標識がある、周囲は新緑に覆われ緑に覆われている |
|||
標高:2254m地点まで登った | 傾斜が緩く新緑の林の中を通る | ||
林の中を登ると尾根が細くなり、横をトラバース気味に進むと小さいギャップに出る、鞍部はかなり下まで砂利が滑り落ちている、チョット高度感を感じる場所だ 岩と木の根をホールドにミニ岩登りを楽しむ。 今まで樹林帯の展望の利かない登りが続いていたがちょっとしたアクセントになって楽しい場所だ。 |
|||
林の中を登る | 小さなギャップ鞍部を通過 | ||
岩場を登り切ると今度は木の根が網の目のように張り巡らされた尾根を登る、大きな緑の苔が生えており、白いバイカオウレンが咲いている。 バイカオウレンは春先に咲く花だがこの付近は雪解けが進んでやっと春が来たのだろう。 |
|||
木の根が網の根のようになった登山道 | バイカオウレン | ||
明るいシラビソ林を通り抜けると林の中に平な場所が洗われる、大きな角柱の標識が2ケ所あり、茶臼岳の標識が付いている 易老岳の山頂と思われるがどの標柱にも易老岳の文字は見えない、易老岳の文字が消えてしまったようだ、ここが光岳と茶臼岳の分岐だ椹島方面から 光岳へ登る場合は茶臼岳から尾根を縦走してここ易老岳の山頂を通って光岳へ縦走する。 |
|||
シラビソ林を通り易老岳へ向かう | 易老岳山頂 標高:2354m ★ | ||
易老岳山頂から少し外れた光岳への登山道脇で休憩する、この付近も苔が一杯生えており、そこに白いバイカオウレンが咲いている |
|||
易老岳山頂で休憩 | 苔の中にバイカオウレンが咲いている | ||
易老岳から光岳へは小さいアップダウンを繰り返しながら登る、まづ易老岳から三吉ガレへ向かって緩い下りになる、尾根を下り切った所が三吉ガレとなる 平坦な場所で遠山川へ向かって大きく崩壊している、3D地図を見ると易老岳とイザルケ岳との鞍部で中央アルプス側が展望が開けている、左側には恵那山が右側には 中央アルプスが連なって見える、その奥には御嶽山も見える。 ここが易老渡から光岳の間で最初に大展望が開ける場所だ、ここまではほとんど展望できる場所は無かった。 |
|||
三吉ガレへ向かって進む | 三吉ガレから中央アルプス方面を望む | ||
この付近は平坦地になっておりコバイケソウの群生地がある新芽の緑が眩い、コバイケソウとミツバオウレンが茂っている ミツバオウレンは葉が三つ葉 ♧の葉をしており、花弁も先が尖っている。 |
|||
三吉ガレ ★ | 三吉ガレ付近のコバイケイソウとミツバオウレン | ||
平坦な尾根を暫く進むと三吉平に着く、平なので広い場所かと思ったが林の中の少し平になった場所だ、標識を良く見ていないと見落としてしまいそうだ 今まで平坦な道が続いていたがここからは沢沿いの登山道となり、多少険しさが増して来る。 |
|||
三吉平が近づいた | 三吉平 これから雪渓が現れる | ||
まづ三吉平を過ぎて少し歩くと沢沿いに雪渓が洗われる、この沢に沿って登る、岩と雪渓の間にある、トレースと赤布の目印を確認しながら登る まだ雪解けが始まったばかりなので登山道が雪に埋まったり大雨で流されいるのでコースを確認しながら登る。 |
|||
三吉平を過ぎる雪渓が現れる | 岩と雪の沢を登る | ||
午後になり雪も緩んでいるので締まっていない雪面では膝付近まで踏み抜く事がある、雪も柔らかく腐っているのでアイゼン等の滑り止めは必要ない |
|||
雪渓が続いて出てくる | 雪渓を登る | ||
雪渓の登りが終わると平らな草地に出る、振り返ると聖岳に続く山々の展望が開ける、水が流れている静高平となる、この先光小屋の下に水場があるが かなり降りなくてはならないのでここで水を補給していく。 冷たい水が豊富に流れている |
|||
静高平が近づいた | 静高平に到着した | ||
静高平を過ぎて良く踏まれた緩やかな登山道を進むと木道の有る湿原が見えて来る、ここがイザルケ岳の分岐でセンジケ原が始まる 明日の天気予報は70%の雨の確立となっており、天気は崩れる方向になっているので今日イザルケ岳山頂へ登る事にする、山頂からは360度の展望が開けるはずだ |
|||
静高平で水を補給する ★ | イザルケ岳分岐が近づいた | ||
真っ直ぐ木道を進むと光岳方面この分岐を左側へ進むとイザルケ岳山頂まで往復15分と標識に書いてある、ザック等荷物はここにデポして出発する 低い林の間を進むと太いダケカンバが曲がりくねって低く登山道を塞いでいる所もある。 ジグザグに登って行くと山頂付近は砂利道をなり山頂まで続いている。 |
|||
センジケ原のの入り口からイザルガ岳へ向かう | イザルケ岳途中まで登った | ||
イザルケ岳山頂は広くお椀形をしており、周囲は低い榛松に囲まれ中央部分は砂礫で覆われている、回りは何も遮る物は無いので360度周囲を見渡す事が出来る 今日は午後になり白いガスが立ち込めて高い山を見る事は出来ない、もちろん富士山はガスの中で聖岳もガスで見る事が出来ない。 もっとダイナミックな展望を期待していたがチョット残念である、周囲の山は見る事が出来ない 展望を楽しむ事が出来ないので早々に下山する事にする、センジケ原に戻り木道を進み光小屋を目指す。 |
|||
イザルケ岳山頂 | センジケ原の木道を進み光岳小屋へ | ||
センジケ原の湿原は平ではなく凸凹になっている亀甲状土と土壌が凍結して盛り上がる事を繰り返した為現在は表面が亀の甲羅のように凸凹になっている状態 中央に設けてある木道を通って光小屋へ向かう、正面の小高い場所に小屋が見える。 |
|||
亀甲状土の凸凹な湿原 | 光岳小屋が見えて来た | ||
光小屋に到着した、木造の綺麗な小屋だ冬季は避難小屋として利用されているよだ、冬季は2階から昼用に指示されている、今年の営業は7月10日からで 営業期間外は連絡無しシュラフ持参で泊まる事が出来る。 小屋の中は2階があり吹き抜けとなっており奥の方が食堂と炊事場のようだ、期間外は宿泊する場所のみ開放されている。 綺麗に整理された小屋で快適に泊まる事が出来る、まづ荷物を整理して光岳へ持って行く物と分けて今日中に光岳と光石を往復する事にする。 |
|||
木造の綺麗な光小屋 ★ | 光小屋の内部 | ||
必要な荷物のみ持って光岳へ出発する、山頂まで20分程である、緩やかな尾根を登ると一段高い場所に大きな光岳の標識が建っている 日本百名山 91座目の光岳山頂に立つ事が出来た。 後残り9座は全て北海道の山で7月 5座、8月4座の予定で今年中に百名山を踏破する予定だ。 |
|||
光岳へ向かう | 光岳山頂 | ||
光岳山頂で記念写真を撮って山頂から10m程先の展望台から光石を見下ろす、緑の尾根の途中に白い岩が2ケ所見える |
|||
91座目の光岳 | 展望台から光石を見下ろす | ||
展望台から光石を見下ろす、夕方夕日が光石に当たり光って見えた事から光岳(てかりだけ)と名前が付けられたとの事だが緑の尾根に白い岩なので光って見えるように 輝いている、この後光石まで下りる事にした。 尾根を池口岳方面に少し下り、分岐を光石目指して下ると大きな白い岩が目に入る。 上下2ケ所有るが我々が行ったのは上側の岩の上まで登って来た |
|||
白く光って見える光石 | 光石の頭 | ||
夕方になりガスが広がって来て展望が利かなくなった、暫く頭で光石を眺めて光小屋まで戻る事にする |
|||
光石 | 雪の重みで曲がったダケカンバ | ||
尾根を登り返し光岳の山頂を通り過ぎ光小屋まで戻って来た、今晩は我々二人のみと思っていたが夕方5時0分頃単独の登山者が登って来て光小屋で泊まる事になった。 広い山小屋に3人で独占して快適に夜を過ごす事が出来た。 |
|||
光小屋まで戻って来た、金沢からきた登山者が登ってきた | 光小屋から見下ろす | ||
夕方外を見るとガスが広がっていたのが次第に切れて青空が見えるようになった、雲の上に山頂が雪で白くなった富士山が見える 明日は朝から天気が下り坂になり、今夜から雲って来ると思っていたが以外にも晴れて来た、明日の日の出が楽しみになってきた。 夜8時頃外を見ると月がこうこうと輝いて星も見える、早速カメラを持って写真を撮りに行く、月が照らす明るい星空に富士山が見える、星も点々と輝いているのが 見える |
|||
夕方ガスが切れて青空が見える、雲の上に富士山が見える ★ | 夜富士山が浮かび上がって見える | ||
明るい月の下なので星空はあまり見えないが富士山が浮かんで見える、明日は朝早く起きて再びイザルケ岳山頂へ日の出を見に行く事にする これだけの青空が広がっているので明日朝は日の出が期待できる。 |
|||
富士山と星空 ★ | 満点の星空 | ||
トップページ | 次 | 年度別記録 |